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2010年09月06日

菜食者のスタミナとトランス脂肪酸

Q:菜食者のスタミナはどうでしょう?
またスタミナのつく食品は?


 アメリカの大学で行われた疫学調査では
 菜食者はそうでない人と比べて約2倍のスタミナがある
 という結果が得られています。


 具体的にはスクワットなどの反復運動が何回でき、
 その疲労からどのくらいで回復するかというテストです。

 筋持久力や疲労回復力は勝るという結果です。

 スタミナのつく素材は、バナナ、アスパラ、オクラ、山芋などが有名です。
 あとは良質なたんぱく質、カルシウムなども必要です。

 焼肉などは肉に含まれている尿酸などの体内老廃物を解毒するためや
 脂肪の消化に多くのエネルギーが使われるためにかえって体がだるくなります。
 瞬間的な元気さは得られてもカフェインと同じく長く続きません。

 動物性脂肪は動物の体内では液体ですが、人間の体内では固まりやすくなります。

 それは動物の体温が人間よりも高いからです。
 牛や羊の脂肪の融点は40〜50℃、豚の脂肪の融点は28〜48℃です。


 体内で固まった脂肪は食後数時間で血液の粘度を高め、血流を阻害します。
 その結果、酸素や栄養素の供給や老廃物の代謝が悪くなりかえって
 疲労感が現れたり、だるさを感じたりします。

 
 

 植物油は常温で液体の不飽和脂肪酸です。
 ココナッツオイルは固体の飽和脂肪酸ですが、動物の脂肪とことなり
 無害な中間鎖型のコレステロールです。

 マーガリンやショートニングにも注意が必要です。
 人工的なトランス脂肪酸は発がん性が問題になっています。


 マーガリンは常温でも固体のままです。融点は35〜38度。
 水素添加という製法で作られ油をプラスチック化したものです。
 マーガリンから添加物や水分を抜いた純度の高いものがショートニングです。
 食パン、クッキー、プロセスチーズ、多くの加工商品に
 かなり大量に使用されています。気にしなければ1日10数グラムという単位で
 大量に体内に入っていると思います。食パン一斤で20g程度でしょうか?

 他の食品添加物の合計が多くても数ミリグラムという単位である
 ことから考えると考え直す必要があるかもしれません。


 プラスチックは自然界には存在しません。そのため土の中に埋めても
 分解されません。マーガリンに大量に含まれるトランス脂肪酸も
 体の中で分解・代謝するために大量のビタミンやミネラル、酵素を
 必要とします。それが体にとって大きな負担となります。


 分解されたトランス脂肪酸は細胞の中に入ると老廃物を排出したり、
 栄養を運ぶなど細胞本来の働きを阻害してしまいます。
 その結果、有害なものを体外へ排出できずがん・高血圧などの
 現代病の引き金となっているといわれています。欧米では含有量を
 表記することを義務付けたり、使用を禁止する方向にあります。

 ショートニングには原料の魚油や獣油を使っているものがあります。
 植物性と明記されていないものは入っていると考えればよいと思います。
 最近はトランス脂肪酸フリーというものも登場しました。

 食品を買われた時に一度確認してみてください。


 

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posted by VEGEやん at 21:01 | Comment(1) | TrackBack(1) | 菜食>注意すべきこと
この記事へのコメント
こんにちは
当方の疑問にたいして(カナ?)詳細なコメントをありがとうございます。

菜食とスタミナの関係、よく解りました。確かに、ライオンなど肉食系は短距離走は得意ですが、シマウマなどを延々と追いかけることは苦手なようで スタミナが切れて 諦めは早いですね。

食生活を草食系へチエンジしてる最中なので、なにかと勉強中の身でございます。今後とも参考にさせてください。
Posted by ニコサン at 2010年09月07日 20:46
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